![]() サリー「あの大女優のブリジットさんからアニバーサリー・ショーの出演オファーなんて、夢みたい!!!えっと・・・三月に顔合わせして・・・記者会見の代わりに予告編ムービーを撮る・・・わぉ!!!」 ![]() サリー「ブリジットさんとご一緒できる上に、ディディ(クラウディア)も一緒で・・・あとは人気上昇中の夢さんと・・・ウフ♡あの超イケメンのミロク君も一緒!あー、すごく緊張するけど楽しみ!」 ![]() サリー「バカンス気分ももう終わり!あさって日本に帰ったら、気を引き締めてウォーミングアップをしておかなくっちゃ」 ![]() ![]() パパラッチ「ミロク!初めてのドキュメンタリームービー、どんな感じ?」 ![]() 記者A「オンとオフをきっちり分けてきたミロクさんが、映画という形ですがプライベートを公開するなんて、どんな心境の変化があったのでしょうか?」 ミロク「うーん・・・ドキュメンタリータッチではあるんだけど、多少の脚色はあるし、ステージを降りたミロク・ショーだと思って楽しんでいただけたら嬉しいです」 ![]() 記者B「ショーと言えば、今度はブリジット氏やサリー氏との新作が控えてますね」 ミロク「ええ・・・気持ちはもう、そちらに行ってます(笑)」 記者C「ブリジット氏は、ここ数年はショーの演出や映画のプロデュースでご活躍されていらっしゃいますが・・・」 ミロク「コンサートで演出していただきました」 ![]() 記者D「ブリジット氏はミロクさんとの共演が、今回のショーの出演条件だとお伺いしておりますが」 ミロク「うーん・・・正しくは今回の出演者全員がそうです」 記者D「そうでしたか、大女優でもあるブリジット氏のキャスティングですか!」 ミロク「気を引き締めて頑張ります。楽しみにしていてください!」 ![]() ![]() 夢「今日はじっくり走り込みをしたわ・・・でも、もう少し体力をつけないと・・・今度のショーは私のメジャーデビューだし、せっかくキャスティングしてくださったブリジットさんに恥をかかせるわけにはいかないもの・・・」 ![]() パパラッチ「夢ちゃん!ブリジットさんと共演するんですよね」 夢(ブリジットさんのショーに出演が決まった途端、こんなに注目されるなんて・・・すごいわ…) ![]() ![]() 夢「出来る限りのことはやらなくっちゃ!」 ![]() 夢「苦手なジャンプも克服する!」 ![]() ![]() クラウディア「蝶々さん♡今度のショーも楽しくなりそう♫ワクワクする~♬」 ![]() クラウディア「一族の長、大祖母様・・・ショーがうまくいきますように見守ってください・・・」 ![]() クラウディア「オッケー!可愛いわよ、クラウディア!自信を持って!」 ![]() クラウディア「♪誇り高きバンパイア一族の末裔♫クラウディア、行ってまいります!」 ![]() ![]() パパラッチA「ブリジット!!!」 パパラッチB「久しぶりの出演、楽しみにしているよ!」 ![]() パパラッチC「ブリジット、笑って!」 ![]() パパラッチD「ブリジット!」 ![]() パパラッチE「ブリジット!ショーの会見は無し?」 ブリジット「予告編をリリースするので、ご覧になって」 ![]() ![]() [広告] VPS ![]() ![]() 次回は「森のカフェ便り」Vol17森のカフェ見学ツアー前編、4月6日の更新予定です。 よろしくお願いいたします♡ ランキングに参加しております_(_^_)_ ![]() ありがとうございました(*´▽`*)/♡ |
こんにちは!ミーガです。今回は森で出会った、ミームちゃんの不思議なお友達のお話です。
いつものように散歩に出かけたミームちゃん。この日はふと、森の方に足が向いてドンドン進んで行ったんだって・・・ ミーム「この先は少しコワイ気もするけどなぁ・・・でも行ってみたい気持ちがと~ま~らな~い♬」 ![]() ミーム「あれ!?ここって・・・夢で見た”薔薇の女王様のお部屋”(「仲良し*きょうだい日記」⑩)!??・・・え!?女の子?」 ![]() 「♪ランララン ランララン 一緒に~歌おうね♬ウサジ、もっと楽しそうに踊ってよ!・・・あれ!?誰?」 ![]() ミーム「こ、こんにちは。私はミーム」 「・・・」 ウサジ「こんにちは!くるみ様も、ほら、ご挨拶して」 くるみ「・・・こ、こんにちは」 ウサジ「私はウサジと申しまして、くるみ様の執事兼お守り役兼お友達です」 ミーム「ここは・・・以前、薔薇の女王様が・・・」 くるみ「お引越ししたの。ここでのお仕事は終わったんだって」 ウサジ「くるみ様は森の王様と女王様の一人娘、森の王女様です。ここは本当は来てはいけない所なのですが」 ミーム「危険な場所なんですか?」 ![]() ウサジ「いえね、薔薇の女王様が別の土地に移られてから、黒いマントの怪しい輩がうろつくようになったという報告が」 くるみ「おしゃべりウサジのバカ!昼間は平気だよー!ウサジはなんでも心配するんだから!」 ミーム(・・・なんかワガママな子だな…) ![]() ウサジ「そ、そうでしたね、ミーム様せっかくお会いできたのですから、くるみ様のお友達になっていただけませんか?」 ミーム「えっ・・・あ、私でよかったら・・・」 ウサジ「くるみ様、よかったですね!」 くるみ「・・・あなた”薔薇の歌”歌える?」 ミーム「うん。薔薇の女王様に教えてもらったよ」 くるみ「!・・・・・・くるみには教えてくれなかったのに・・・」 ウサジ「ミ、ミーム様、是非歌ってください」 ミーム「は、はい。くるみちゃんも一緒に歌おうよ」 ![]() ミームちゃんと一緒に歌ううちに、くるみ姫も機嫌を直して楽しく歌ったり踊ったりしたんだって。 ![]() くるみ「あー楽し~♬あー、喉渇いた」 ウサジ「では、そろそろ帰りましょう」 くるみ「ヤダ!ウサジ、ジュース持ってきて!お菓子も!」 ミーム「いえ、くるみちゃん帰った方がいいよ。私はまた来るから」 くるみ「楽しいからヤダ!ウサジ、早く!ミームちゃんにおもてなし!」 ウサジ「は、はい。ちょっとお待ちを」 ![]() ミーム「ねぇ、ちょっと、ウサジさんが可哀想だよ」 くるみ「いいんだもん。ウサジは家来だもん」 ミーム「あんまりワガママばっかり言ってると、ウサジさん、どっかへ行っちゃうよ」 くるみ「そんなことないもん!」 ![]() ![]() くるみ・ミーム「!!!」 ![]() くるみ「ウ、ウサジ・・・」 ![]() ミーム「お父さんとお母さんに助けてもら・・・」 くるみ「ダメっ!!!ダメっ!!!絶対にダメっ!くるみ一人で助けに行く!!!」 ミーム「ええ!?」 くるみ「ミームちゃんは帰って」 ミーム「そ、そんな訳にはいかないよ・・・私も行く!二人で助けに行こう!」 ![]() くるみ「ミ、ミームちゃん・・・ありがとう!」 ミーム「泣いてる場合じゃないわ、しっかり!」 くるみ「うん!」 ミーム「あっちまで、しるしが続いているから、とりあえず行ってみよう!」 ![]() お互い初対面で急展開の事態。二人とも無我夢中でウサジさんの後を追ったんだって。 ミーム「ウサジさんが言ってた、あのマントの怪物の仕業なの?」 くるみ「・・・わからない」 ミーム「・・・行き止まり・・・」 くるみ「・・・道がないよ・・・ど・・・どうすればいいの・・・・・・・・・」 ![]() くるみ「・・・ウサジ・・・ごめんね・・・ジュース持ってこいなんて言ったから・・・ウッ、ウッ・・・」 ミーム「・・・・・・」 くるみ「ウサジは・・・いつも、いつも・・・くるみのそばにいてくれて・・・いつも・・・優しかった・・・ヒック、ヒック・・・」 ![]() ミーム「妖精さん!?」 妖精「こんにちは!ミームちゃん。また会えて嬉しいわ。ウサジさんが捕らわれている場所、見当がつくけど・・・本当に助け出す覚悟はあるの?」 くるみ「どんなことがあっても、私はどうなってもウサジを助けます!」 妖精「わかったわ、ついてきて」 ![]() 妖精「この先に居るわ。私も一緒についていってあげたいけど、ここから先は無理」 くるみ「大丈夫です。ミームちゃんも帰ってください。ありがとう」 ミーム「ううん!絶対に帰らない!」 妖精「気持ちで戦うのよ。いい?ウサジさんを無事に取り戻したいという気持ちが、あなたたちの武器になるはず」 ミーム「行こう!」 ![]() くるみ「私は森の王女、くるみ!ウサジを返して!!!」 「フーン。誰にも言わなかったようだね。チビども、よく来た!」 ![]() くるみ「きゃあ!」 ミーム「す、吸い込まれる!?」 ![]() くるみ「ウサジ!!!」 マントの怪人「おっと♬それ以上は近寄れないよ。トランプの兵隊が真っ赤な毒液をかけちゃうよ~♬」 ウサジ「く、くるみ様、早くお逃げください!ウサジは平気です!!!」 ![]() マントの怪人「ハハハ!健気なやつ・・・おい、チビ!これにサインをしたら、ウサジ共々帰してやる」 ミーム「・・・薔薇の女王様が住んでいたところと西の森をアイツに差し出せって書いてある」 ウサジ「くるみ様!なりませぬ!!!」 ![]() くるみ「ウサジの方が大事だよ」 ウサジ「なりませぬ!姫様!王族が一度サインをした内容は未来永劫、取り消しも変更も出来ません!こんな乱暴で卑怯な奴らに好き勝手にやらせるのですか!」 ミーム「だ、だめだよ!サインしちゃ!」 マントの怪人「うるさい!トランプ兵!ウサギのチビを黙らせろ!」 ![]() マントの怪人「さぁ早くサインしろ!ウサジが死んでしまうぞ」 ウサジ「だ、ダメ・・・絶対にダメです!サインをすればウサジはもう、この森には居られません!死ぬよりもつらいことです!」 マントの怪人「よく言ったウサジ、パワーアップだ」 ウサジ「ぐっ・・・ぐぐ・・・」 くるみ「うう、うう・・・ウサジ、ウサジーーーーーーーーー・・・やめて・・・やめて・・・や」 ![]() くるみ「や、や、やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」 ![]() ![]() ![]() くるみ「ウサジ!」 ウサジ「くるみ様!」 ![]() くるみ「ミームちゃん!ありがとう・・・ありがとう・・・」 ミーム「よかった・・・・・・」 ![]() この日以来、くるみちゃんとミームちゃんは大の仲良しになりました。ウサジさんから、この一件を聞いたくるみちゃんのパパは、森の兵隊たちを総動員して”マントの怪人”を捜したのですが・・・その行方は今に至るまで杳として知れません。私ミーガは(そして、おそらくはウサジさんも)思うのですが・・・この話にはまだ続きがありそう・・・です。 ![]() ![]() ![]() 次回は「ブライス写真館」Ⅱスター☆集結、3月23日の更新予定です。 よろしくお願いいたします♡ ランキングに参加しております_(_^_)_ ![]() ありがとうございました(*´з`)г♡ |
ヒナ子「あんなに怖い目に遭った場所だけど、あそこで本を読んだり考え事をしたりするの、好きだったな・・・」(「森のカフェバー」Vol12虹の道をご覧ください)
ロム「ああ、森のキャンプ場ね」 ルク「でもねぇ、君子危うきに近寄らずって言うからね」 ヒナ子「テントも撤去したんですか?」 ロム「うん、今は何にもないよ」 ヒナ子「そうですよね・・・」 ![]() 長老「皆、ご苦労様、これより今年初めの妖精会議を開催します」 ![]() 執事「今日の課題は昨年の秋に起きた由々しき事態についてです」 空「すでにご存じのように、憩いの森”Bゾーン”にて妖精族でも訓練も受けたことのないヒナ子さんが、突然”虹の道”から暗黒世界に吸い込まれるという事件が起こりました」 ![]() 長老「勇敢なミーガさん、ローズさん、コータロー君、モモちゃん、そしてシスターズ、エメさんの手助けもあって事なきを得たのじゃが、大変懸念される事態じゃ・・・」 ![]() 華「結界が薄くなったことが原因と思われます」 長老「あの一帯は、元々いくつかの世界が重なり交わる不安定なゾーンなんじゃ」 リセ「ヒナ子さんが、あの場所だと集中できると言ったのは、その時はそういう雰囲気に包まれていたからですか?」 長老「そうじゃ。だが、そういった静謐な空気が永遠に続く訳ではないのじゃ」 小雪「でも暗黒世界は直にこの世界に接することは出来ないの」 長老「ここから結界を張って、暗黒世界との間にクッションとなるような世界を挟んでおったからじゃが」 ![]() ハルム「去年、それが突然裂けた・・・」 ![]() 長老「再度、結界を張り直して今は落ち着いているんじゃが・・・そもそも”虹の道”を使って、一般の者が誘い込まれるという事態が考えられん」 リセ「暗黒世界の力が強まっているのですか?」 長老「どうじゃろう・・・暗黒世界には、その原動力となるものがほとんどないはずじゃから、存在はし続けるが 大きくも小さくもならんというのが定説じゃ」 ![]() ミャオ♪もーつれた世界をとーきほぐせー♪ パンタ♬せーかいの謎をとーきあかせー♫ ![]() 空「長老様、今からみんなでBゾーンに行ってみましょうよ!」 長老「ふむ。それぞれに感じるものがあるやもしれん」 ![]() パンタ「シープーさーん♪」 ミャオ「シープーさーん!”長老の扉”までお願いします!」 長老「パンタとミャオも来てくれるか」 パンタ・ミャオ「もーちろん!!」 ![]() 華「長老様、暗黒世界は”生”の世界とは簡単にコンタクトがとれないはずですよね・・・」 小雪「”虹の道”やクッションの世界が弱まっているのかもしれませんね」 パンタ♬とーきあかーせ♫ ミャオ♫とーきほぐせー♪ エメ(可愛いわぁ♡) ![]() ハルム「・・・心配だよね・・・」 ![]() パンタ♪せーかいの謎をとーきあかせー♬ ハルム・リセ「解き明かせ♬」 ![]() 長老「さあ着いた」 華「”長老の扉”は直ぐに目的地に行けるから便利♡」 執事「長老様、お気をつけて。私はここでお帰りをお待ちしております」 長老「すまないね、ではまた」 ![]() ![]() 小雪「今はもう不穏な空気は流れていないわね」 華「だけど・・・不安定な感じはする・・・」 ![]() エメ「あ!エメ助!?」 ![]() エメ「私たち、ヒナ子さんの事件を調査しに来たの」 エメ助「ボクも・・・去年の夏にここから入って来たんだけど・・・結界が脆くなってたんだよ」(「森のカフェ便り」Vol9それぞれの夏) 長老「君は妖怪族だね、そうか・・・」 エメ助「うん、だから悪い妖怪がうろつかないようにボクも時々見に来るんだよ」 長老「フム・・・」 ![]() 空「長老様、原因と解決策がハッキリするまで、とりあえずバリアを張って立ち入り禁止にしたらどうでしょう?」 リセ(そこまでしなくちゃいけないのか…) ![]() 長老「・・・・・・出店を出すか」 一同「!!!?」 ![]() 長老「ここに休憩所を設けて、わしらが交代で番をするんじゃ!」 華「え!?長老様も?」 長老「もちろんじゃ!ほれ、妖精水をお出しすれば喜ばれるじゃろう」 空「もしかして・・・長老様も森カフェのみんなと友達になりたい、とか?」 長老「えっ、、、い、いやいやいや、わしはほれ、その」 ![]() ハルム「さすが長老様!!!」 リセ「長老様がいらしてくださったら、安心して開放できますね」 長老「そ、そうじゃろう、ここは立ち入り禁止にしてしまうにはもったいない場所じゃよ」 エメ助「じゃ、ボク、みんなに知らせるよ!」 空「優しいおじいちゃんの休憩所が出来たって言ってね!」 ![]() 長老(・・・おじいちゃんか…) 華「長老様はお若いですが、威厳がおありになるので、その方が親しみやすいと思いますよ♬」 小雪「私たちもお店番いたします♪」 ![]() ロム「こんにちは!エメ助君に聞いて来ました」 長老「これはこれは!ロムさん、皆さんもこれからは安心して遊びに来てくだされ」 ![]() ヒナ子「本もたくさんある♡」 チッポロ「ウレシイなぁ♡」 ![]() 長老「ここでお出しできるのは、この妖精水だけなんじゃが・・・あとは好きなものを持ち込んでくだされ」 ![]() 華「これね、飲むと元気が湧いてくるよ♡」 ヒナ子「なんかキラキラ光ってるね」 ![]() 長老「夜間は立ち入り禁止じゃが、いつでも来てくだされ」 空「キャンプする時には、前もってお知らせしてくれればOKよ」 ロム「安心して遊べるようになって嬉しいです!」 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 次回は「仲良し*きょうだい日記」⑬ミームの不思議なお友達、3月9日の更新予定です。 よろしくお願いいたします♡ ランキングに参加しております☆ ![]() ありがとうございました♡(*´з`)г♡ |