2021
Apr
04
25
「森のカフェ便り」 Vol44 卒業おめでとう




コア先生「ミコちゃんと一緒にお勉強するのは、今日で最後ですね」
チッポロ「学校では、ミコちゃんと会えなくなるってことですか?」
コア先生「いや、ミコちゃんは中学生のクラスに上がるだけで校舎は同じだから、休み時間には会えますよ」
クリン「教室だけ変わるんですね」
コア先生「そうです。4月からは小学生は私と新しい先生、中学生はマヤ先生が受け持つことになります」
ミア「新しい先生?」
コア先生「新しい先生にはパム君、チッピー君、コロン君と新一年生のノエル君を受け持ってもらうことになっています」
チッポロ「なんだ・・・」

コア先生「新しい先生ではなくて申し訳ないね、チッポロ君(笑)」
チッポロ「あ、い、いえ、コア先生で嬉しいです」

ミア「・・お姉ちゃん、今までありがとニャ」
ミコ「何よ、改まって・・・中学校に上がったって、たいして変わらないわよ」

チッポロ「そうだよ!変わるわけないじゃん!ミアちゃん、バカじゃん」
ミア「ニャ二ィーーー!!!」

思わずカッとなったミアちゃんでしたが、チッポロ君の寂しそうな顔を見て、自分と同じ気持ちなんだと思いました。
ミア「・・そうニャ・・・変わらないニャ」

ミコ「ミアもチッポロ君もホントは仲良しなんだから、喧嘩しちゃダメよ」
ミア「はい」
ミコ「これからはチッポロ君、クリンちゃんと一緒に下級生のこと、よろしくお願いね」


ミコ「わぁ!ステキ♡」
チッポロ「先生と僕たちで描いたの」
クリン「ミコちゃん、今までありがとうございました」
チッポロ「ありがとうございました」
ミア「にゃぁ」

ミア「ヒナ子さん!」
ヒナ子「ミコちゃん、卒業おめでとう!」
ミコ「ヒナ子さん、元気?」

ミア「一人暮らしを始めてから、全然遊びに来てくれないんだもん」
ヒナ子「ごめんなさい、仕事の準備に追われていて」

ミコ「仕事?」
マヤ先生「みんな、そろそろ式場に移動するわよ」


「ミコちゃん、卒業おめでとうございます!」

コア先生「中学生になっても、ミコちゃんらしく頑張ってください」
マヤ先生「これまで下級生をよく見てくれて、ありがとう」

コア先生「在校生を代表して、チッポロ君、送る言葉をお願いします」
チッポロ「ミコちゃん、ご卒業おめでとうございます。優しいミコちゃんと一緒に勉強できなくなるのは寂しいけれど、これからは僕たち最上級生が下級生のお手本となるよう、しっかり頑張りたいと思います。ミコちゃんも中学の勉強を頑張ってください。ありがとうございました」

マヤ先生「校歌斉唱」


クリン「卒業証書ってカッコいい!」
ミア「いい(=・ω・=)にゃ~♥」
ロミィ「お好きなものをおっしゃってください。テーブルまで運びますから」
マウ「どれも美味しそうで選べない~」

ノエル「ぼく、ランドセルサンドにしたの」
エメ「ノエルちゃん、入学式が待ち遠しいわね」
ノエル「うん!勉強頑張る!」
マヤ先生「頼もしいわね」

チッピー「僕らを受け持ってくれる新しい先生って、どんな先生なの?」
マヤ「ウフフ~♡とっても熱心でいい先生よ」
コロン「楽しみだなぁ」


あらかじめ知っていたコア先生、マヤ先生を除いて、この記事は森のカフェのみんなにとって大スクープとなりました・・・






ハルムとリセの学校生活の様子は ”vol25 ハルム&リセ奮闘中!気象アカデミーでの日々” ”Vol30 2019 ドールより愛と感謝をこめて” でご覧いただけます。
リセ「ねぇ、合格発表覚えてる?」
ハルム「もちろん!入学式より覚えてる」

リセ「ハルムちゃん、見ないで帰ろうとするんだもん」
ハルム「受かるなんて、ありえないと思ってたから」

ハルム「なんだか、ついこの間のことだったような気がする」
リセ「そう?私はずいぶん前のことのような気がする」
ハルム「そう言われると・・・そんな気もする(笑)」
リセ「あっという間でもあり長かったような気もする三年間か・・・」



卒業おめでとう!




💖次回は「ドルスタグラム」②、4月20日頃のアップ予定です。よろしくお願いいたします🙇
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